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左官職人の一日はどんな流れ?現場での仕事を分かりやすく紹介
左官職人というと、コテを使って壁を塗っている姿を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、実際の現場では、いきなり壁を塗り始めるわけではありません。
作業する場所の確認、周囲を汚さないための養生、下地の状態確認、材料の準備、施工、仕上がりの確認、片付けなど、一つの仕事を完成させるまでにはさまざまな工程があります。
また、建築現場では左官職人だけで仕事を進めるわけではなく、現場監督やほかの職種との連携も欠かせません。
今回は、左官職人の一日をイメージしやすいよう、現場でどのように仕事が進んでいくのかを順番に紹介します。
※実際の作業内容や順番は、現場や施工内容によって異なります。

左官職人の一日は「塗る前」から始まる
左官の仕事というと、どうしても「塗る作業」に目が向きがちです。
しかし、きれいに仕上げるためには、その前の準備が欠かせません。
その日にどこを施工するのか、ほかの工事がどこまで進んでいるのか、材料や道具はそろっているかなどを確認し、作業に入れる状態を整えます。
建築現場では、複数の職種が同じ建物の中で仕事をしています。
そのため、自分たちの作業だけではなく、現場全体の流れを見ながら進めることも必要です。
エーコーテックでも、現場監督や大工、内装、外装、電気工事など各施工業者とコミュニケーションを取りながら施工を進めています。
左官職人の一日の仕事の流れ
ここからは、一般的な左官工事をイメージしながら、一日の仕事を順番に見ていきます。

1.その日の作業内容を確認する
まずは、その日に施工する場所や作業内容を確認します。
壁なのか床なのか、下地を整える工程なのか、仕上げを行う工程なのかによって、必要な材料や道具は変わります。
また、現場によってはほかの職種の作業との兼ね合いもあるため、どの場所から進めるかを確認してから作業に入ります。
左官は自分一人のペースだけで進めるのではなく、建物全体の工程の中で仕事をする職種です。
2.養生や下地の確認をする
施工する場所が決まったら、必要に応じて周囲を養生します。
養生とは、材料が付着してはいけない床や窓、建具などをシートやテープなどで保護する作業です。
そのうえで、施工する壁や床の状態を確認します。
凹凸や段差、汚れ、ひび割れなどがある場合、そのまま材料を塗るときれいに仕上がらないことがあります。
エーコーテックが行う下地左官工事でも、塗装、防水、クロスなどの仕上げ工事の前に、下地を平らで丈夫な状態に整える作業を行っています。
3.材料や道具を準備する
次に、施工に使う材料や道具を準備します。
左官ではモルタルや漆喰など、施工する場所や目的に応じた材料を使用します。
材料は、ただ用意すればよいわけではありません。
硬さや練り具合などを確認し、その日の施工に適した状態に整えてから使います。
4.コテを使って施工する
準備が整ったら、実際の左官作業に入ります。
コテを使って材料を塗り広げ、厚みや表面を整えていきます。
下地づくりでは次の仕上げがきれいに施工できる状態をつくり、仕上げ左官では平らに整えたり、コテの動きを生かして模様をつけたりします。
左官は、同じ材料を使えば必ず同じ仕上がりになる仕事ではありません。
材料の硬さや乾き具合、下地の状態などを見ながら、コテを動かす力や角度、タイミングを調整します。
一日の中でも、材料の状態を見ながら作業の進め方を変える場面があります。
仕上がりを確認することも大切な仕事
塗り終えたら、それで作業終了ではありません。
表面にムラがないか、必要な厚みになっているか、仕上がりに問題がないかを確認します。
少し離れた場所から面全体を見たり、光の当たり方を変えて確認したりすることで、作業中には気づきにくかった凹凸が見えることもあります。
細かな部分を整えながら、完成した状態に近づけていきます。
自分が手を動かした結果が、そのまま壁や床として目の前に現れるところも、左官ならではの面白さです。

作業後は片付けと次の工程への準備
その日の施工が終わったら、使用した道具や材料を片付けます。
特にコテなどの道具は、材料が付いたまま固まってしまうと次の作業に影響するため、使用後の手入れも仕事の一部です。
施工場所の清掃を行い、必要に応じて次の工程へ引き継げる状態に整えます。
左官の仕事は、
「準備する」
「施工する」
「確認する」
「片付ける」
という流れの積み重ねです。
目立つのはコテを使って仕上げている場面ですが、その前後の仕事も含めて一つの施工が完成します。
現場ごとに一日の仕事内容が変わるのも左官の面白さ
左官職人の一日は、毎日まったく同じではありません。
ある日は壁の下地を整え、別の日には仕上げを行う。
床や土間を施工する日もあれば、改修工事や意匠性のある仕上げに関わることもあります。
エーコーテックでは、下地左官工事、仕上げ左官工事、改修工事、意匠・デザイン左官、土間左官のほか、タイル工事や外構工事も手がけています。
現場や工程によって、使う材料も道具も変わります。
「今日はどんな場所を仕上げるのか」「どうすればきれいに納められるのか」と考えながら仕事ができることも、左官という仕事の奥深さにつながっています。
チームで一つの建物をつくる仕事
左官は、自分の技術を使う職人仕事であると同時に、周囲と協力して建物を完成させる仕事でもあります。
建築現場では、前の工程が終わらなければ左官工事に入れないこともあれば、左官工事が終わらなければ次の職種が作業できないこともあります。
そのため、現場監督やほかの職人と情報を共有し、状況に合わせて動くことが必要です。
エーコーテックでは、こうしたチームの連携や現場の状況を見ながら対応する「調整力」を強みの一つとしています。
自分の担当部分をきれいに仕上げるだけではなく、周囲とつながりながら一つの建物をつくっていくことも、建築現場で働く面白さです。

まとめ|左官職人の一日は、準備から仕上げまで続いている
左官職人の仕事は、コテを使って壁や床を塗ることだけではありません。
その日の作業を確認し、養生や下地の確認を行い、材料や道具を準備してから施工に入ります。
施工後には仕上がりを確認し、道具の手入れや片付けを行い、次の工程につなげます。
また、現場によって施工する場所や材料、工程も異なるため、毎日まったく同じ作業を繰り返す仕事ではありません。
自分の手で仕上げる面白さと、周囲の職人と協力して一つの建物を完成させていく面白さ。
その両方を感じられることが、左官の仕事の魅力です。
エーコーテックでも、左官工事を中心にタイル工事や外構工事など幅広い仕事を行っています。
実際の現場や働く職人の様子をもっと知りたい方は、採用情報や職人インタビューもぜひご覧ください。

